ファンキーハットの快男児 2千万円の腕
深作欣二(导演)/千叶真一/中原瞳/岡本四郎/花泽德卫(主演)/日本/1961年 / 剧情
电影名:ファンキーハットの快男児 2千万円の腕 Funky Hat no kaidanji: Nisenman-en no ude Vigilante in the Funky Hat: 200,000 Yen Arm 全国高校野球選手権では若葉高校の川原投手が大活躍しており、プロ野球の各球団からスカウトが甲子園に集まっていた。そのピッチングを天下探偵事務所でテレビ観戦していた天下一郎は、相棒・近藤茂から川原を自分の後輩だと自慢げに聞かされていた。後に若葉高校は優勝し、原動力となった川原の獲得に各球団は動き出し始める。川原は帝都ホテルで会った後援会の会長・黒谷から「君の身は我々が預かる」と伝えられ、この時から川原は姿を見せなくなった。 一郎はいつものように茂とジャズ喫茶「エンジン」に入り浸っていたが、入ってきた綺麗な女の子・武智美矢子に惹かれる。父親と待ち合わせしていたスポーツ記者の美矢子は見合い相手と会うよう、有無を言わさずコンサートチケットを渡され、行くように説得された。一郎は美矢子の後を付いていき、ちゃっかり隣の席「への13番」に座り、美矢子を食事に誘う。 取り残された茂は川原と連絡が取れなくなり心配し出していたが、同時刻に川べりで身元不明の水死体が上がる。ポケットには「への13番」と記されたチケットが入っていた。一方レストランにいた美矢子は見合い相手が一郎だと思い込み、その旺盛な食欲に呆れていたら、刑事がやってきて二人は連行されてしまう。警察で事情を説明するものの、一郎はこってり説教された。「見合い相手は事件に巻き込まれるような碌な人物じゃない」と美矢子の父親は身上調査をデタラメと決めつけ、担当した天下探偵事務所に抗議。 果たして水死体は何者なのか? そして川原の行方は? 天下探偵事務所の名誉回復という大義名分のもと、一郎は調査を始めるが、ライフスタイル同様、軽やかに鮮やかに解決へ導いていく。